Sipeed Longan Nanoについて
Sipeed Longan NanoはRISC-Vコアを搭載した安価かつ小型の開発ボードです。ちょうど1年ほど前に購入しました。Sipeed Longan Nano (Front) |
Sipeed Longan Nano (Back) |
Sipeed Longan Nano スペック
以下に比較を記載します。なお、Flash/SRAM = 128KB / 32KB以外に 64KB / 20KB品も存在しますので、ご購入の場合はご注意ください。詳細スペックは以下URLをご覧ください。
個人的にはSipeed Longan Nanoボードとしての魅力は以下になると思います。
- microSDカードスロット付き
- 160 x 80 Pixel LCD搭載 (画素数は少ないがIPS液晶なので高画質)
一部サイトにてmicroSDカードはFAT(FAT32)のみサポートと記載されているのを見かけましたが、そんなことはなくexFAT 512GBでも認識することを確認しています。
メインチップのGD32VF103CBT6はその名称からもわかる通り、STM32F103CB (ARM Cortex M3 / Flash 128 KB)をターゲットとしているようです。
開発環境
開発環境はVS Code - PlatformIOが基本ですので、Arduinoよりは若干敷居が高いですが、以下のページを参考に環境を準備してしまいます。
Sipeed公式のGitHubに参考プロジェクトがありますので、ダウンロードしておきます。
この中のgd32v_lcdフォルダにあるものが、
サンプルとして紹介されているBad Apple!!デモです。LCD表示およびmicroSDからの読み込みのサンプルとしても大変に参考になるプロジェクトです。
その他の情報
以下にいろいろな情報が揃っています。
/LONGAN/Nano/以下の主要なものを列挙しておきます。
- 回路図: HDK/Longan Nano 2663/Longan nano 2663(Schematic).pdf
- GD32VF103 Datasheet: DOC/GD32VF103_Datasheet_Rev 1.1.pdf
- GD32VF103 User Manual: DOC/GD32VF103_User_Manual_EN_V1.2.pdf
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